場づくりに女性的、男性的なちがいってあるの?
池澤良子さんがつくる場/AFP 1day ワークショップ ご案内


フェンスワークス橋本仁美です。
5月に行った3時間のワークショップ「AFP体験会」に続き、AFPの
1dayワークショップを行います。今度は8時間じっくりと、本格的にAFPを体験しながら、良子さんの場を味わいたいと思います。今回も引き続き女性対象の場となりますが、ご都合のあう方どうぞご参加ください。

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5月に池澤良子さんの場を体験したときに感じた、良子さんの場の質感がありました。言葉にすると「ブレない・そのままおいておく(=目的がない)・やわらかい・強い」「“ブレない”は、“頑固”なブレなさではなく、やわらかくてブレない」「やわらかいが、強い」という表現になります。

また、ワークを終えて、最後に質問や感想を語る時間のときに「このワークの目的や到達点はあるんですか?」と参加者のお一人が良子さんに質問されました。その問いに対し、良子さんは「目的・到達点はないです」とさっぱりとした口調で言っていました。その言葉を聞いて、私はなにも不安を感じませんでした。そのことに「あれっ?」と思いました。頭では、その言葉を聞いたら不安になったり心細く感じるだろう、と思ったからです。

以前別のワークショップに参加したときに、場をリードする人が、ワークや話し合いを行って「このワーク(話し合い)の目的・到達点はありません」と言ったのを聞いたことがありました。その時は、それを言った人に対して、無責任だなと思ったり、実は目的があるのにそれを明かされていないような気がして苛立ったり、不安や心細さを感じました。

だから、「目的はない」「到達点はない」という言葉に対して私は頼りなさや不安を連想します。しかし、良子さんからその言葉を聞いた時、「目的はなくていいよ。そもそもそういうものだよ」と、何も目的を持たずにワークを行った自分のことを受け入れてもらったような感覚を受け、安心感を覚えました。

頼りなく感じるはずなのに、頼りなくはなく、むしろ安心感がある。頭で思ったことと実際に感じていることとの間に不一致が起こり、「あれ?」と思いました。この「あれ?」という感覚は、私が女性の場づくりを探求するにあたって書いた文章(案内のおわりに掲載しています)に載っている2人の女性の場に参加したときに感じた「あれ?」という感覚に通じるものがありました。

また、良子さんの場に参加して感じた安心感のことを思うと、受け皿のようなイメージが浮かびます。それが良子さんの場の質感であり、もしかしたら女性が持っている質でもあるのかな、と思いました。ひきつづき、良子さんの場を体験しながら確かめていきたいと思います。

フェンスワークス
橋本仁美


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場づくりに女性的、男性的なちがいってあるの?
池澤良子さんがつくる場/AFP 1day ワークショップ
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▶日にち:7月18日(火)
▶時 間:13:00開場/13:30~21:30
    (夜ご飯休憩を含みます)
▶場 所:フェンスワークス/studioCAVE
     (大阪市西区千代崎2-2-13)
     http://www.fenceworks.jp/access.html

▶ファシリテーター:池澤良子
(ひとことワークス代表・AFP認定ティーチャー)

▶参加費:16,000円
以下の方は12,500円
 ・AFP体験会 in fenceworksご参加の方 
 ・AFPに過去参加されたことがある方
  (当日受付にて現金にてお支払いください)

▶募集人数:女性6名
▶企 画:フェンスワークス(橋本仁美・大久保尚美)
▶申込先:fenceworks2010■gmail.com 担当 大久保まで
     (■を@に変換してご利用ください)

メールの件名に『AFP1dayWS 参加申込』
本文に、
・氏名(ふりがな)
・当日の連絡先(携帯電話番号)
・お住まいの都道府県
・AFP体験ある・なし
をご記入のうえ、上記アドレスまでご連絡ください。

・・今後のご案内・・
●ひきつづき、池澤良子さんがつくる場を味わう!
AFP連続WS(9月〜スタート)
●橋本仁美・大久保尚美の、場づくり探求円坐ひらきます。
(場づくりに女性的、男性的なちがいってあるの?の円坐)
●「場づくりに女性的、男性的なちがいってあるの?vol.2/
池澤良子さんがつくる場」につづいて、第3弾の企画進行中!
どうぞお楽しみに。

○○ 池澤良子さん プロフィール ○○


池澤良子
(いけざわ りょうこ)
(ひとことワークス 代表)
AFP認定ティーチャー
レベル2修了
ファシリテーター・
ワークショップ企画・開催


プロフィールの詳細については、こちら
(池澤良子さんのHPにリンクしています:
http://blog.livedoor.jp/ikezawaryoko/


・・・池澤良子さんより・・・

AFP(アート・オブ・フェミニン・プレゼンス)
1 day ワークショップをご案内します。

AFPはお一人お一人の女性にすでにある、その人独自の
女性性、女性らしい質を活性化・探究するワークショップです。

特定の女性性や理想像、あり方を目指すものではありません。

それぞれの女性らしさ、女性エネルギーに
つながってみるということを
44のひとつひとつは短いワークと
女性のための瞑想により
体験してみるワークショップ。

アメリカ在住のレイチェル・グルーバーさんが創造されました。

今回の1day ワークショップでは
いくつかのワークとフルバージョンの瞑想まで
ご体験いただけます。

橋本仁美さんの文章の中に
前回あったAFPの目的・到達点についてのやりとりが記されています。

このワークをするとこうなります、という
あらかじめ決まった目的や到達点はありません。

ただ多くの体験した女性たちが、なぜか、
よりその人らしくなっていくお姿を多く見させていただいています。

自分の質、女性の質とは、
自分がこうであると自覚するものだけでなく、
それをみている人が感じて教えてくれるものも含まれます。

例えば仁美さんが書いてくださった、
前回のAFP体験会での私の質などは私にとっては思いもよらぬものです。
あの場で仁美さんがみてくださって現れた質とも
言えるのではないでしょうか。
本当に有り難いと思います。

ある性質があったらこの社会や
今ある関係性で生きていく時に
不都合である、ダメだ、とされている、
もしくは
自分がそう思っている質も
あるかもしれません。

自分自身の女性性とつながった時、
現れるものがあります。

AFPはグループでその姿を見届け合う、
そんな時間でもあります。

「女性のグループは苦手」という方も
どうぞそのままでいらしてください。
無理になんらかの関係をつくっていくという
時間ではまったくありません。

それぞれが、それぞれに体感する時間を
過ごしていただけます。

ご興味いただけますみなさまをお待ちしています。
ご質問などもお気軽にお寄せください。

池澤良子
◯AFPについての詳細はこちらもご覧ください。
◎AFPジャパン公式ホームページ
http://www.afpjapan.com/about.html



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場づくりに女性的、男性的なちがいってあるの?
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フェンスワークスに入って7年、私は円坐や構成的ワークショップの場づくりができるようになりたくて、その手本として父・くにちゃん(橋本久仁彦)や、フェンスワークスで一緒にはたらく聡くん(田中聡)をずっと追いかけてきました。

私からみた聡くんは、当たり前すぎてふだん考えもしないことを問うてきて、いざ考えたら自分の足場が崩れそうになるから嫌だけどつい気になって参加したくなる場を企画する人です。くにちゃんは、どんな現場に行ってもその場にいる人たちの核心にふれるような言葉、惹き込むような語りで自分の価値観を伝えていき、新しい視界をひらく人です。

私も2人の様になれたら良いな、そうなりたいな…。うん、この道を志すならば、そうならなければ!と思い、2人が企画や講師・守人を務めるワークショップや円坐に参加したり、2人のやり方をまねて人前で話したりしてきました。そしていま、2人の姿を追いかけてきたことで少しずつ手応えを感じている一方、2人のいるところにはどうしてもたどり着けない感じや、私にはできないな、無理だなという気持ちが湧いています。これからも引き続き2人を手本にしてやっていこう!という思いはあるのですが、どこか頭打ちの感覚があります。これはなんなのだろう?自信がないだけなのか…。ただ努力が足りないだけなのかな、とよく考えています。

そんなことをなんとなく感じ始めたとき、2人の女性に出会いました。一人はくにちゃんの昔からの知り合いで、私は昨年の夏に京都で彼女が主催していたエンカウンターグループに参加しました。もう一人は、徳島でフリースクールのスタッフをされている方です。昨年の2月に、フリースクールの子どもと関わるときに大切にしていることを語っていただく会をstudioCAVEでひらきました。その2人は、私が“場づくりのために必要”と思っていたことをしているようには全く見えませんでした。むしろ、私が目標としている場づくりとは正反対のことをしているように思えました。自分自身の中で練り込んだ問いを皆に向けたりしないし、聞く人の価値観を揺らすような話をするわけでもありません。

京都の女性は、グループのなかで「うちの親戚が子どもに厳しくってね、それ見てると悲しくなるのよー」という話をしていました。それは私には世間話と変わらない話のようにしか聞こえませんでした。その話の先に何か答えがあるわけではなく、おちもない。話をなにげなく「ふーん」と聞いていたのですが、気がつくと、私は何にぐっときたのか、涙を流していました。「あれ?」と思って我が身を振り返りますが、一体なぜ、どのタイミングで自分が泣いているのかよくわからない。

一方、フリースクールのスタッフをしている女性は、会を進めるあいだ中ずっと「わ~大変」という様子で手一杯のようにみえました。そんな雰囲気のなか、私はたまたまその方の隣にすわっていて、まずは自己紹介ということで私から話しはじめたのですが、そのとき、なぜか感極まって涙が出てきてとまらなくなってしまいました。

2人の女性の場にいたとき、涙とともに、なにかがほどける感覚、楽になる感覚がありました。しかし、それがなんなのかはわかりませんでした。そんな体験があって、そこから、”女性がつくる場や進め方”というものがあるのではないか、あるのだとしたらそれはどんな場なのかを探求したいという気持ちが強くなりました。

男性だから、女性だからと人を性差で区別するのは、なんだか人のことを安易にとらえようとしている様であまり好きではありません。しかし、この2人の女性とご一緒して、なぜかはわからないけれどゆるんだり楽になる感覚を味わったこと、そしてその感覚を私はこれまで男性の方から感じたことがなかったところから、場づくりにおいて女性的、男性的なちがいがあるのではないだろうか?という問いが出てきました。そこに加えて、これまで場づくりの理想像に男性を置いてきた自分のやり方にどこか限界を感じているところが重なり、女性的なあり方というものに関心が向いています。そこで、場づくり(ファシリテート)をされている女性の方をゲストにお呼びして、この問いを深めていくことになりました。




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